2つの違い
「断捨離」とは、不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことにより
「もったいない」という、固定観念に凝り固まってしまった心を開放し
身軽で快適な生活と、人生を手に入れようとする思想で
自分にとって「本当に必要なもの」を見つめ直そうとするのが、断捨離です。
それに対して
「ミニマリズム」とは、最小限の要素だけを用いる手法・様式という意味です。
そして、ミニマリストとは「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語で
物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人のことです。
断捨離を実践する人を、やましたひでこさんは「ダンシャリアン」と呼ぶそうです。
また「ミニマリスト」と呼ぶこともあるそうですが
所有物を「最小」化しようとするミニマリストと
「最適」化しようとするダンシャリアンを
やましたひでこさんは、明確に区別しているようです。
ミニマリストは「自分にとって、不要だと感じている物は持たない」
という価値観が基本です。
大切にしている物まで捨てたり、充実した生活ができなくなるほど
物を減らしたりしているわけでなありません。
断捨離も「必要十分な物だけを残した快適な暮らし」を
追求するために行うと、思うといいですね。
有名なミニマリスト
👇有名人や芸能人にも、ミニマリストがたくさんいます。
みなさんも、ご存知でしょう。
①スティーブ・ジョブズ(アップルの設立者)
②マーク・ザッカーバーグ(Facebook創設者でCEO)
③バラク・オバマ(第44代アメリカ合衆国大統領)
上記の3人は、毎日同じ洋服を着ています。
それは、判断することが多くて、判断力は、大事な仕事に使いたいからだそうです。
④ウォーレン・バフェット(言わずと知れたアメリカの大富豪)
大富豪でありながら、60年前に約3万ドル(320万円)で購入した
小さな家に今でも住み続けています。
倹約家であり、質素で堅実な暮らしを送っていて
「家にお金を使っても、家はお金を生まない。次に繋がらない」からと
小さな家に住み続けているそうです。
⑤高橋 秀樹さん(日本が誇る俳優)
床一面を使って書道をするために、70歳を過ぎてからスーツ1000着
ネクタイ600本、本1500冊、テレビ7台など、33トンほどの物を
断捨離したそうです。
そして、娘の高橋真麻さんに「あなたが死んだら全部ゴミ」と
言われた一言が、きっかけになったそうです。
⑥堀江 貴文さん(元ライブドア代表取締役社長)
身軽で快適な暮らしをするために家に住まず、ホテル暮らしをしているそうです。
⑦北川 景子さん(女優)
無駄な洋服が増えないように「洋服は10着しか持たない」そうです。
買い物する時は「2着買いたかったら、2着処分できるのがあるか、考えてから買う」と
捨てることを前提にした買い物をするそうです。
まるで、フランス人のようです。
⑧中田 敦彦さん(オリエンタルラジオ)
服は5着ぐらいしか、持っていないそうです。
「もう着ないし、すごい場所を取って邪魔だから」と
妻の福田萌さんと、特注したウエディングドレスとタキシードも処分したそうです。
「これもう写メしたから、また見返したい時いつでも見返せるよ」と
子どもの工作などの思い出の作品も、1か月で処分しているそうです。
⑨福田 萌さん(タレントで中田 敦彦さんの妻)
元々物には執着しないらしく、夫の生活を真似していくうちに
自分自身も、あまり物を持たなくなったそうです。
ウエディングドレスを見ると、かなりのスペースを占領していることに気づき
「ドレス分の家賃が、もったいない」と処分したそうです。
⑩島崎 和歌子さん(タレント・歌手)
自宅のリビングにはテレビしか置いてなくて、椅子もないので
テレビを見る時は、フローリングに体育座りして鑑賞しているそうです。
照明もないらしく「手元の灯りだけで十分。照明はいらない」と言っています。
⑪若槻千夏(タレント)
引っ越す度に、ダンボールを開けないことを実行していたそうです。
必要なものが出てきたらその都度だし、2週間生活して必要ではなかった物を全部
処分したそうです。
⑫平野 ノラ(お笑い芸人)
10年以上も前、進むべき道がわからず行き詰っていた時に
イギリス人作家の一冊の本をきっかけにして、ミニマリズムに目覚めたそうです。
収納に入らない物は捨てる
迷ったら1ヶ月保管して処分を検討、本棚に収まらない本は処分
(心に残ったら文章のみ書き留める)
服は収納の7割に納める洋服は、イラスト化して一覧化する
2017年4月放送の「人生で大事なことは〇〇から学んだ」という番組で観ました。
👆みなさんの徹底ぶりは、素晴らしいですね。
しかも、明確な理由があります。カッコイイと思います。
なんのために断捨離をするのか。なんのためにミニマリストになるのか。
断捨離やミニマリズムは、目的ではなく手段です。
明確な目標なしでは、意味はないと思います。
私も、自称ミニマリストです。
ミニマリストになりたいのには、ちゃんと理由があります。
やりたいことに集中したいのと、ホテルのような快適な部屋にして
いつも、最高に自分をもてなして、良い気分でいたいからです。
そのために、日々に断捨離をしています。
部屋に物が多くて、散らかっていると、頭の中がぐちゃぐちゃになります。
自己肯定感が低くなって、自信が持てなくなって、自分を嫌いになります。
だから、昔のような汚部屋住人に、二度と戻りたくありません。
快適過ぎて、一度味わったらやめられません。
ミニマリストと言っても、十人十色で、こだわりもそれぞれです。
それは、自分を大切にしている証拠ですね。素敵です。
私は、常に余白や空間を意識した、部屋作りを心掛けています。
とても快適で、部屋全体を見まわして「美しい」と言って、浸っています。(笑)
では、本日もお読みいただき、ありがとうございました。感謝いたします。
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