妄想からストーカーへ変貌
6年ほど前、私が某メーカーの家電修理受付のコールセンター
で働いていた時のお話です。
立ち上げた部署で、毎週毎週オペレーターの募集があって
毎週、5人~10人ほどの人が、入社していました。
私は5期生で、私を含め同年代の女性6人と
20代の男性1人と合わせて、7人が同期でした。
1週間の研修期間を経て、3カ月間が使用期間でした。
続かない人は、1週間で辞める人もたくさんいました。
家電修理受付のコールセンターなので、ほどんどがクレームだったので
仕方がないと思います。
電話を受信したとたんから
「〇〇修理受付センターの〇〇でございます。ご迷惑をおかけして
申し訳ありません」の言葉から始まります。
中には、気にしない平気な人もいましたが、ほとんどの人が
ストレスだったと思います。私を含め・・・・・・と
その部署で、1期生の女性Tさん(当時34歳)がいました。
おっとりとした感じの普通の女性でした。
人懐っこくて、後輩の私たちに声をかけてくれる優しい女性でした。
お昼時間には、広い休憩室があって、他部署の人もたくさん
そこで、お昼ご飯を食べます。
同じ部署の人たちは、そこで親しくなり、仲良くなります。
その女性とも、数名で一緒に、お昼ご飯を食べることがありました。
1年ほど勤めていて、普通の人だと思っていましたが・・・・・・
ある時、23歳のイケメンの男性Oさんが入社してきました。
彼はクレーム対応も上手で、仕事ができる人でした。
コールセンターでは、修理受付の早さや、処理件数がいいと直ぐに
管理者(リーダー・スーパーバイザー)になれます。
(スーパーバイザーなるのは、ちょっと難しいと思いますが)
なので、若い人が管理者になることが多かったです。
そのイケメンの男性も、直ぐにリーダーになっていました。
リーダーは、オペレーターが応対に困った時に、手を上げたら
席まで来て、質問に答えてくれます。
そのOさんが、Tさんのが手を挙げた時に席にきて、サポートしていました。
そのOさんは、赤面症ぽっかったようで、自分が間違った時など
バツが悪い時に、顔が赤くなっていました。
それは、誰の時もそうでした。
それをTさんが、自分のことが好きだと勘違いをしたようで
休憩時間に、「Oさんは、私の前だと顔が赤くなるんです。可愛いい」と
私にも、他の人にも話していました。
申し訳なのですが、特に美人でもなく、身の程知らず的な
ことを周りの人が、口をそろえて言っていました。
でも、さすがに、誰も彼女に、はっきり言う人はいませんでした。
その彼女が、いつしか、妄想し過ぎてストーカーへと変わっていきました。
彼女は一度退職して、別の職場に転職したのですが
合わなかったようで、再度戻ってきた時があって
その時から、妄想が酷くなって、何かの事情で2度目の退職をし
その後からストーカーに変貌していきました。
職場のビルのエントランスホールや、入り口の前で
Oさんを待ち伏せするようになって
ビルのエントランスホールに降りた社員が、Oさんや別の管理者に報告して
別の入り口から出るように、伝えるようにみんなで協力していました。
入社した当初は、普通と思っていたTさん(ちょっと変わり者でしたが)が
あそこまでなるとは、思ってもいませんでした。
他にも、いくつか彼女のエピソードはありますが・・・・・・(苦笑)
引き寄せの法則でもあるように
妄想やイメージングをするのは、大いにけっこうだと思いますが
自分の頭の中だけに、留めて置かないと変な人になってしまいます。
人に迷惑をかけることだけは、避けなくてはいけませんね。
でも、あんなに自分の都合の良いように妄想できるって
ある意味、妄想名人だと思います。羨ましいです。
良い妄想の使い方ができていたら、また変わっていたのかもしれませんね。
きっと、幸せな引き寄せをしたことでしょうね。
私も良い妄想ができるように、素敵な妄想名人になって
どんどん、幸せな引き寄せをしていきたいと思います。
では、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝いたします。
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