将来が見えない #319

スポンサーリンク

やりたいことが見つからない

今から42年前の、私が高校3年生の時のお話です。

高校卒業の時、友だちは大学に進学する人と

県内の企業に就職する人、県外の企業に就職する人に分かれましたが

私は進学に全く興味がなく、入りたい会社も

やりたい仕事もありませんでした。

ずっと、宝塚に入ることしか考えて来なかったので

将来のことが見えなくて、お先真っ暗な状態でした。

そもそも、身長が伸びなかったので、宝塚には入れないことは

とっくにわかっていたのですが、気持ちの中では諦められなくて・・・

でも、何もしないわけにはいかないし、とりあえず仕事を探さないと

いけないなと思っていたら、伯母の知り合いの紹介で

県庁の某課で、非常勤のアルバイトを紹介してくれることになり

履歴書を出すように言われて、預けました。

当時は、県庁でアルバイトをするのはコネがないと難しかったのと

6カ月間しか、働くことができませんでした。

そして、欠員がでるのが10月とのことだったので

10月までの半年間は、近くの花屋と喫茶店(※喫茶店=カフェ)

の両方をしているお店で、アルバイトをしました。

そこで、コーヒーの作り方や料理や、お花の手入れの仕方も教えてもらいました。

その時、家でご飯の支度を手伝っていたので、少しは料理できましたが

喫茶店のメニューは家庭料理とは違って、オシャレで見ていて楽しかったです。

そこでのアルバイトが、少し楽しくなっていました。

そして、半年後に県庁に勤務になったため、花屋&喫茶店を辞めました。

県庁も6か月で終わり、その後もやりたいことが見つからない状況が続きましたが

知り合いの紹介で、乙姫劇団のことを知って「これだ!!」と思い、入団しました。

宝塚に憧れていたので、やっとやりたいことを見つけたと

喜んだのもつかの間でした。

踊りは琉球舞踊のみ、方言での沖縄芝居は私には合いませんでした。

やっぱり、宝塚ような魅力を感じることができず、2年ほどで退団しました。

結婚しかない

そんな状況で、やりたい仕事もなくて、どうしていいかわからなくて

仕事をしたくないと思いました。

でも、何もしないわけにはいかないと考えていて

もう、早く結婚して、旦那さんに養ってもらうしかないと

思うようになっていました。

もちろん、誰でも良いというわけはありません。

ちゃんと、恋愛をして結婚したいと思いました。

その時は、お金持ちが良いとかは思いませんでした。

ただ、普通に生活ができて、ちょっと贅沢ができるくらいで

良いと思っていました。

結婚を意識した人は2人いて、そんな時にバイト先で元夫を知り合いました。

元夫は私より7歳年上で、物静かで優しかったので

この人なら大丈夫だと思い、結婚したのですが

私が思い描いた結婚生活とは、ほど遠いものでした。

私にも至らない点は、たくさんあったと思います。

私は、元夫に良くなって欲しいと期待して

いろいろ努力をしたつもりでしたが

元夫には、伝わらなかったようでした。

私が、やり過ぎたのかなと反省するところもあります。

どうしても、子どもができると、子どものことが優先になってしまいます。

これが当たり前で、夫婦で一緒にやっていくもんだと思っていたので

「何で、いつも私ばかり苦労しなくてはいけないの?」と思っていました。

そんなことが何年か続き、これ以上は無理だと思い離婚に至りました。

👆のような状況でしたが

最近、引き寄せの法則や潜在意識のことを学ぶようになって

やっと気づきました。

私は、結婚するしかないと思っていたのですが

そもそも、それが間違いで、そんな気持ち(人生の妥協=結婚に逃げようとした)

だったから、元夫を引き寄せたんだと気づきました。

結婚について、深く考えさせられました。

でも、元夫と結婚したから、子どもたちと出会えました。

それだけは、本当に幸せなことです。元夫に感謝です。

最近は、結婚しない人が増えているようですが

結婚することだけが、人生ではないと思います。

みなさんは、結婚について考えたことがありますか。

では、本日もお読みいただき、ありがとうございました。感謝いたします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました