アイスクリーム療法
私には、子どもくらい年の離れた友人がいます。
彼女とは、とても話が合い、話をするのが楽しいです。
彼女には、小学生の娘さんが1人いて、仲良し親子です。
その仲良し親子のある朝のエピソードです。
コロナで休校になった分の授業を取り戻すため、通常より授業時間も増えている中
娘さんも頑張って登校しているそうです。
ある朝「疲れがとれない。学校休みたい。」と言って
熱を測っても平熱なので、「この体温計壊れている」と泣いたそうです。
それで彼女は、頭の中で戦略を練り、頑張っている気持ちに寄り添い
「よしっ!アイス10個好きなの何でも買ってあげる。学校終わったら買いに行こう!」
と言うと、涙を拭き始めて機嫌が良くなって、学校へ行ったそうです。
夕方、娘さんとの約束を守るために、スーパーへ買い物に行き
「なんでも好きなの選んでいいよ〜」と10個アイスを選ばせたそうです。
娘さんは幸せそうな顔して、「お母さんありがとうね」
「今までで一番幸せだ〜最高の1日だ」
「この家に生まれて良かったー」と彼女に言ったそうです。
このアイスクリーム療法は、田中茂樹さんの著書「子どもを信じること」よりで
何年か前に読んで、その日に初めて実践したそうです。
アイスクリーム療法の目的は、なにかに対するご褒美などではなく
「無条件の幸福な時間の提供」なのです。
学校やら塾やらで、いろいろしんどいことがあっても
家に帰って冷蔵庫の前に来れば、中にはどっさりアイスがある
いつでもなんでも何個でも食べて良い、というこの感覚が
癒しの効果を生み出し、子どもを元気にするのです。
「無条件の幸福な時間の提供」なのです。
学校やら塾やらで、いろいろしんどいことがあっても
家に帰って冷蔵庫の前に来れば、中にはどっさりアイスがある
いつでもなんでも何個でも食べて良い、というこの感覚が
癒しの効果を生み出し、子どもを元気にするのです。
という内容が書かれているそうです。
この話を聞いた時、素敵な親子だな。良い子育てをしているなと感心しました。
それを、私も真似してみました。
いつも頑張っている自分に、スポーツジムの帰りに近くのスーパーで
アイスクリーム5個買ってあげました。
とても、幸せな気持ちになりました。
私は、自分を大切にしているなと感心しました。
大人でも家の冷蔵庫に、いつでもアイスクリームがあると思うと
幸せな気持ちになりますよね。
もちろん、食べ過ぎに注意は必要ですが(笑い)
本日もお読みいただき、ありがとうございました。感謝いたします。
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