もう一人の先輩 #545

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茜みどりさん

私には、高校時代の演劇部にもう一人、娘役の先輩がいます。

それが、「茜みどり」さんです。(関連記事👉憧れの先輩

茜みどり」さんと煌みちるさんは同級生でした。

煌みちるさんに、OSK日本歌劇団を勧めたのが「茜みどり」と聞いています。

茜みどり」さんは、高校2年生で中退してOSK日本歌劇団に入団されていたので

残念ながら、私たち1年生とは、演劇部で一緒になることはありませんでした。

でも、日本歌劇学校時代の時に、時々演劇部に顔を出してくださっていました。

2年生の先輩から、凄く怖い先輩だと聞かされていたので

私や他の1年生は、先輩が来ると凄く緊張しました。

でも、それは演劇に関してのことだとわかりました。

さすが、OSK日本歌劇団に入った先輩。

プロを目指した先輩だからこそ、厳しいのだと思いました。

3年生の先輩方が引退して、2年生と1年の演劇発表会を迎えることになり

私に、バレリーナの人形役を与えられました。

しかも、振り付けを自分で考えてと言われ、小学校の時に少しだけ

クラシックバレーを習っていたことがあった私でしたが

発表会に出る前に止めていて、経験が無いに等しい状態だったので

どうしていいかわからず、自信がなくて

私には、とても荷が重くて、プレッシャーに押しつぶされそうになりました。

でも、とにかくやるしかないと思い努力しました。

そんな時に、「茜みどり」さんが演劇部の練習を見学にいらして

私に、踊って見せてと言われた時は、心の中で私は

絶対に叱られる、「もう、終わった」と思いました。

それでも、言われた通りやるしかないと、やって見せましたが

意外にも叱れなかったので、ホッとしました。

1年生だから、こんなもんだと思ってくださったと思います。

あの時の緊張は、私にとってもの凄いものでした。

沖縄で再会

演劇部にいた頃、「茜みどり」さんと何度かお会いしていたので

ありがたいことに、顔を覚えてもらえていました。

娘役の先輩として憧れていたので、とても嬉しかったです。

私が沖縄に帰って、19歳の時に沖縄版の女性だけの劇団/乙姫劇団に

2年ほど在籍している時に、沖縄迎賓館という食事をしながら

歌や踊りが観れるという所が、那覇市にありました。(現在はありません)

関連記事👉乙姫劇団

沖縄迎賓館では、琉球舞踊・西洋人のダンス・沖縄の歌手の歌や

中国の京劇だったと思いますが、いろいろなステージありました。

42年ほど前のことなので、細かいことは憶えていませんが。

その時に、私もステージに出ていて、琉球舞踊を踊っていました。

私が所属していた乙姫劇団の半年間の契約が終わり

別の団体が、入ることになっていました。

その時、次はどこの団体が公演するのか、なんとなく気になって

沖縄迎賓館のスタッフに確認しました。

そしたら、なんと「OSK日本歌劇団」の方たちだと知って

もしかしたら、煌みちるさんか「茜みどり」さんに会えるかも

しれないと思い嬉しくなりました。

そして、いらしていたのが「茜みどり」さんと他5名の団員の方々でした。

先輩との再会は、とても嬉しかったです。

みなさん、本当に素敵な方々でした。

その中には、長谷川恵子さんもいらっいしゃいました。

その時の公演は歌とダンスのみでしが、私は何度か公演を観に行きました。

そして、みなさんとカラオケに行ったりして、親しくしていただき

とても可愛がっていだだきました。

憧れの舞台人の方々とお近づきができて、嬉しかったです。

みなさんが、関西に帰る時には、那覇空港にお見送りに行きました。

みなさんと写真もたくさん取っていただき、最高に幸せでした。

怖かった先輩の「茜みどり」でしたが、沖縄で親しくしていただき

先輩の可愛い面が知れて、大好きになりました。

私にとっての、もう一人の憧れの先輩の「茜みどり」さんです。

私にとっての永遠の憧れの男役は、煌みちるさんで

永遠の憧れの娘役は、「茜みどり」さんです。

当時、私が望んでいたことと言えば

煌みちるさんと「茜みどり」さんのコンビの舞台を観ることでした。

残念ながら、これは叶いませんでしたが。(泣)

いつか、お二人と再会したいです。

では、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝いたします。

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