子育てエピソード

感謝
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家から近い職場

約21年ほど前のお話です。

当時の私は、某建設会社の経理事務をしていました。

入社して6年目でした。

元々は、産休代理で6カ月間の仕事でしたが

社員が、産休が終わっても戻って来なくて、そのまま退職してしまい

そして、もう1人の社員が急に退職して、私一人になりました。

社長から、社員になって欲しいと言われました。

当時は、子どもが小さいと、仕事を探すのが大変な時代でした。

面接を10か所受けて、これでもかと言うくらい、面接に落ちっぱなしで疲れ果てていた時

年末に面接を受けたのが、その時の会社でした。

採用された時は、とても嬉しかったのを、今でも覚えています。

しかも家から、5分ほどの距離です。

保育園の送り迎えもあるので、家から近いのが一番、助かりました。

その上、正社員になれたのですから、超ラッキーでした。

小さいな会社で、社長と私だけでしたが

ほとんど、社長は営業や工事に出かけていたので

気を遣うことなく、とても仕事はやりやすかったです。

社長も良い人で、私によくしてくださいました。

上の子たちは下校時に、毎日会社の前を通り

ガラス張りの戸の下から覗いて、私に手を振って帰っていました。

そんな子どもたちを見ると、母親が家の近くで仕事をしていることは、安心なんだな

私も安心だったので、よかったと思いました。

新生児と出勤

末っ子が生まれた時ことですが

当時、土曜日は半ドンで12時まで仕事でした。

職場の直ぐ裏にある、産婦人科に通っていました。

仕事帰りに定期健診に行ったのですが、エコーで診てもらっている時に

先生に「赤ちゃんの心音が、おかしい。へその緒が2回首に巻いている。

危険だから、そのまま返すわけにいかないので、入院してください」と言われました。

私は、予定日まで未だ日があり、お印もなかったので、まさか入院になるとを思わず

初めてのことだったので、不安になりました。

元夫は、ひと月前にやっと仕事が見つかり、季節で栃木に行っていて不在でした。

中学3年生だった長男に、入院用の鞄を持って来てもらいました。

そして、初めて陣痛促進剤の点滴を受けての出産でした。

経産婦の私でしたが、いろいろ大変な時と重なり、ストレスも凄くて

安産でしたが、とてもきつかったです。

でも、末っ子は無事に生まれてくれたので、ホッとしました。

本当に良かったと、心から喜びました。

入院中は、母と義理の父と妹がいろいろ手伝ってくれて

上の子たちの面倒を見てくれたので助かりました。

そして、社長も奥様とお見舞いに来てくださり、お祝儀まで頂いて

本当に至れり尽くせりで、ありがたかったです。

母子ともに元気だったので、通常通りの1週間で退院することができました。

そして、信じられないお話をしますが

急に休んで会社に迷惑をかけて、私の後任も決まっていなかったので

なんと私は、生後2週間の新生児の末っ子を連れて、仕事に行くことにしました。

保育園は、生後3か月からしか預けることができず、母も妹も仕事をしていたので

そうするしかなかったのです。

職場に籠のベッドを置いて、私の横で寝かせて仕事をしました。

社長は、ミルク用のミネラルウォーターを準備してくださっていました。

ありがたかったです。本当に感謝でした。

生まれる当日の午前中まで仕事をして、出産2週間で仕事復帰です。

凄くハードでしたが、健康だったから、できたのだと思います。

健康に感謝

手伝ってくれた母と義理の父と妹に感謝

上の子どもたちに感謝

無事に生まれてきてくれて、一緒に仕事に行ってくれた末っ子に感謝

そして、さまざまな困難を乗り越えて、出産も仕事も頑張った自分に感謝でした。

なんて、私はチューバーなんでしょうか。

※沖縄の方言で、強い人という意味です。ユーチューバーのチューバーではありません(笑)

では、本日もお読みいただき、ありがとうございました。感謝いたします。

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