父の永代供養 #575

家族
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脳の病気で亡くなった

早いもので、今年の8月に父の二十七回忌を迎えます。

父は脳梗塞で、55歳の若さで亡くなりました。

父は塗装職人で、下請けの親方をしていました。

仕事においては、とても信用があったようで

大阪万博の「ソ連館」の塗装を担当していました。

けっこう稼いでいた方だと思います。

当時は、各家庭にまだ、カラーテレビや電話はありませんでしたが

うちの家にはありました。父が稼いでいてくれたおかげです。

沖縄の父の実家は、父が子どもの頃から貧乏家庭だったようです。

祖母(父方)は、良いところのお嬢さんだったようですが

祖父(父方)が、脳溢血で倒れて、貧乏だったようで

祖母は、子ども5人(父の兄弟)を苦労して育てたそうです。

お墓も無くて、ずっと市のお墓を借りていたようです。

父の兄弟は、大阪に住んでいる末っ子の叔父さんだけは元気のようですが

祖父、父、伯父さんも全員、脳関係の病気で亡くなっています。

これも何かの因縁みたいなものがあるのでしょうか。

お墓問題

26年前に父は大阪で亡くなり、しばらくは大阪のお寺に預けていました。

父は大阪が好きでしたが、病気になってからは沖縄に帰りたがっていたので

10年前に、私と妹で大阪に父の遺骨を引き取りに行って来ました。

祖父や祖母と伯父さんたちは、父の直ぐ上の伯父さんの奥さん(伯母さん)が

お墓を買ってくれて、そこの全員入っています。

いずれは、父も一緒に入れてくれるということでしたが

ずっと疎遠になっていて、伯母さんも高齢で82歳です。

いずれは、いとこが継ぐことになりますが

私たちからは、父をお墓に入れて欲しいと頼みづらいです。

10年前からずっと、市内のお寺に預けています。

兄弟姉妹4人で、お寺代を支払っていましたが

私が、8年もの間、実家と疎遠になっていたので

5~6年は、私が立替えて支払っていました。

弟たちは県外に住んでいるため、長女の私の名義で借りていたためです。

永代供養(えいたいくよう)とは、数世代にわたる比較的長期の年月をかけて、死者を供養する行為を指す。ご遺族や子孫に代わって霊園や寺院などがご遺骨を管理・供養することを言います。

お寺さんに10年も預けるなら、永代供養にすればよかったのにと言われました。

今まで支払った分と、永代供養代が同じ金額だそうです。

でも、永代供養にするなら、新たに支払わなければなりません。

私たちも、みんなそんなに余裕があるわけではありません。

それに、将来、私たちが亡くなったあとは、子どもたちに引き継ぐのも

大変だと思い、兄弟姉妹4人で相談して、今年中に永代供養にすることに決めました。

現在預けているお寺の1年分の代金で、市の永代供養ができるようです。

ただ、市の永代供養に一度すると、元にも戻せないとうことと

永代供養にしたら、他の人の遺骨と一緒に供養されるため

二度と父の遺骨の近くで、手を合わせることができなくなるということです。

今までの私たちだったら、かわいそうだと思ってできませんでした。

また、親不孝だと思ったでしょう。

でも、先のことを考えると、今永代供養にした方がいいと思うようになりました。

しかも、遺骨がある場所に、父が眠ってないと思います。

肉体を脱いだ遺骨には、魂は宿っていないと思うからです。

将来、私のお墓のことで子どもたちが困らないように

早いうちに、考えないといけないと思います。

とは言え、私は100歳まで生きる予定ですが(笑)

では、本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝いたします。

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