父親を心配した次男 #47

家族
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父親と連絡が取れない事件

1週間前の12月20日の日曜日の出来事です。

私は、コミュニティの投資の勉強会に参加していました。

19時半頃、次男から着信がありました。

いつもなら、電話する前にラインで「今、話せる?」と連絡が来るのですが

いきなり電話をかけてきました。

私は、音もバイブレーションも消しているので気づかず

ふと、スマホを見た時に着信があったことに気づきました。

直ぐに「20時に投資の勉強会が終わるから、終わったらかけ直す」

と返信しました。

すると「緊急」と来たので、「どうしたの?」と返し

「不動産と鍵の引き渡しがあって、朝から俺も電話かけていて、不動産もかけている

けど、連絡が取れない、折り返しもない。こんなことは初めてだから」ときたので

ちょうど勉強会が終わり、直ぐにかたづけて、外に出て電話をかけました。

そうしたら、二男が元夫のお姉さんに連絡を取って、見に行ってくれるように

頼んだらしいのですが「弟とは、何年も連絡を取ってないから」と

見に行ってくれる様子がないとのことでした。

それを聞いて、子どもたちは、とてもがっかりしたようです。

私も何年も会っていないし、離婚しているので、私に頼みづらそうにしていましたが

とても心配していたので、私は「お母さんが、見てこようか?」

と言うと「お願いできる」と言ったので、見に行くことにしました。

タクシーを飛ばしていて行くと、お姉さんも来ていました。

私は、内心ホッとしました。

テレビ電話で、次男と話しながら家の周りの様子を見せました。

車もあるし、台所の電話と仏間の電気はついていましたが、他は真っ暗で

愛犬は、玄関の外で寝ていて、しばらく私たちに気づかず

お姉さんが「前は大きくて、熊みたいだったのに、あんなにやせて」と言ったので

もしかして、元夫の身に何かあって、愛犬はご飯を食べていないと思ってしまい

それから、嫌な胸騒ぎがして、中で倒れていて

そのままなんじゃないかと不安になりました。

それを次男に話すと「中に入れないから警察を呼んで」と私に言いました。

私は、お姉さんに「近所に住む、弟に連絡できない」かと聞きましたが

裁判で争って、連絡をすることができないとのことでした。

「緊急事態ですよ」と言っても、困っていました。

それで「では、警察を呼んでもいいですか」と言って、警察のかけようとしたら

次男が「今、お父さんが電話に出た。朝からお酒を飲んで寝ていたみたいだから、

もう大丈夫だから、お母さん帰ってもいいよ。助かったよ、ありがとう」と言ったので

お姉さんに事情を話して「今日は、来てくださってありがとうございました。

私1人だったら、心細くて、怖かったです」と言って、家に帰りました。

確認が取れたので、私も安心しました。

もし、何かあったら、私も奈良に行けなくなるところでした。

次男の覚悟

元夫の実家は、沖縄ではかなりの資産家のようです。

亡くなった元姑が、〇〇家の5男で1人だけ生き残り、一代で財を築いたそうです。

なので、元夫や兄弟は何不自由なしに育ったらしいです。

その元姑は、8年前91歳の時に亡くなりました。

孫であるうちの子どもたちを、とても可愛がってくれました。

私にもよくしてくれました。

だから、私は元姑のお通夜と告別式に行きました。

その元姑が、遺言状を書いていなかったようです。

そのため、元夫たちは兄弟で争っていたようです。

よくテレビドラマで言う、泥沼の財産争いです。

特に元夫の弟の奥さん(年上のバツイチで連れ子有)が

とても曲者らしいのです。

元夫は、子どものいないおじさんのアパートと仏壇を長い間みていたらしいのですが

裁判に負けて、来年の3月末に出て行く羽目になったそうです。

自分でアパートを探して、賃貸契約をするために保証人が必要なので

長女に連絡をしてきたらしいのですが、結婚するからと次男が引き受けたとのことです。

次男は、私にそのことを相談してきました。

昔はあんなだった父親だけど、やっぱり心配らしいです。

「お父さんとお母さんがいたから、俺が生まれてきたから」と言って

「俺がビッグになって、2人の面倒をみるよ」と言ってくれました。

それを聞いて、本当に大人になったなと思い、嬉しくなりました。

以前の私なら、全体に反対したと思いますが、次男の本気の覚悟が見えたので

「〇〇が、そこまで考えて決めたなら、やりたいようにやるといいよ」と言いました。

その時に、ふと次男と父親は前世で、親子関係が逆だったんじゃないかなと思いました。

という出来事がありました。でも、何もなくて本当によかったです。

では、本日もお読みいただき、ありがとうございました。感謝いたします。

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